この記事にはこんなことが書いてあります ニャ
- 備蓄食のセレクト方法
- 備蓄準備をして気づいた事
- 非常食・備蓄食について 備考
- 化学物質過敏症患者さんへ
- 購入した・欲しいと思った備蓄
こんにちは みゃうまつもです
今回は非常食と備蓄食、ローリングストック
後半
備蓄食とローリングストックの詳細
についてでございます
前半はこちら↓
この疾患は人によって発症の原因物質・初期発症部位が異なります。
また、体質・遺伝・環境因子によっても左右されます つまり、人によって
あくまで参考までに留めていただいて、購入・使用の最終的な判断は
ご自身で行っていただきますようお願いいたします
・品物を使用したことで生じた症状の悪化
・購入費用の補償
などにつきましては、一切の責任を負いかねますことをどうかご了承くださいませ
おかゆのコスパは条件で変わる
長期保存か普通のレトルトか…
コスパの違いは以下の条件で変わってきます
①価格
地域の物価の違いや店舗のディスカウント度
通販の場合は送料込みの価格で試算する必要があります
②平時での消費の頻度
普段からレトルトのおかゆを利用している
毎年風邪をひくなどの体調不良時におかゆをレトルトで食べる回数が多い
といった場合にはローリングストックになり
レトルトは食べることがない
数年に1回ほど体調不良時に食べるかもしれない
という方は長期保存の方がtotalとしては安くなる場合もあります
家族が多い場合
は長期保存タイプの大量買いで1袋のコストを下げるという手もあります
最近は新型コロナウイルス感染症による生活・体調の変化の影響で
ワクチンの副反応時や発症時の為の備蓄食として
長期保存ではなく
ローリングストックを選択する方もいらっしゃると思います
みゃうまつものおかゆの選択
①普段レトルトは食べない
②ここ5年くらい化学物質過敏症以外の疾患で寝込んだことは少ない
(おかゆしか食べられないような消耗性疾患が少ない)
③一人暮らしで万一の時にも介護者がいない
①と②だけを見ると長期保存が安く上がるのですが
一番のネックは③であり
1年期限のレトルトのおかゆを備蓄することにしました
季節品は「必要と思ったら」でOK
無理に季節の食品をそろえましょうという話ではありません
自分の入れたいものが
季節によっては不便だったり変質したりする場合は
入れ替えが必要になります というお話です
みゃうまつもの場合は
チョコレート
①9月-3月のみ
②虫がつかない時期なので一口個包装でなく大容量パックで安くあげる
③「食べたら買う」方式だと食べ過ぎるので防災用チョコは3月まで手をつけない
④チョコが好きなのでチョコ無しという選択肢はなかった
(今はもうオーガーニックしか受け付けないので備蓄していません)
食品全般
夏は気温が高い+食品が常温でも苦にならないことから
①夏用として一部の食品で
加熱調理必須のものを減らす(暑くなるから)
加熱不要、期限の短い安価なものをいくつか入れる
→期限の短い薄味総菜が入れられる
②代わりに冬用には
期限が短くてもいいので安価で体を温めるおかずを入れる
→インスタントラーメンやうどんは空調使えない場合を想定すると冬の方がいい
③①と②だけを半年ごとに入れ替え
これらを常に食べている人は「半年」にこだわらず
食べたら補充でOKですね
災害時要配慮者~避難所のMCS対策は地域によって違います
先述の通り
化学物質過敏症(MCS)患者さんにとって
災害時の生活はかなりつらいものになると思われます
災害時の化学物質過敏症対策の確認
それでも以前よりMCSの認知度が上がり
地域によっては安心して避難できる体制を作ろうとしているところもあります
例えば高知県の
要配慮者の特性に応じた避難所における要配慮者支援ガイド には
避難生活に配慮が必要な「要配慮者」に化学物質過敏症患者が含まれています
要配慮者の特性に応じた避難所における要配慮者支援ガイドの作成について | 高知県庁ホームページ
こちらのページにテキストファイル・pdfファイルへのリンクがあります
くまもとCSの会では
災害時の簡易シェルターを作るための準備をしたり
熊本地震後のMCS患者さんへ支援活動を行っています
(MCS対応物資の提供など)
くまもとCSの会 ホームページ
ご家族のいらっしゃる方は
いざという時に離れ離れにならないためにも
お住まいの地域での取り組みをあらかじめ調べておくとよいかもしれません
要配慮者とは
平成25 年6 月の災害対策基本法の改正から使われるようになった言葉です
今まで使用されていた
災害時要援護者(災害弱者)
よりも実施上分かりやすくなりました
防災関連の文章中では要配慮者と書かれますが
災害時要配慮者とも記されます
みゃうまつもが購入した・欲しいと思った備蓄
数年間防災関連について無頓着でいる間に
種類が増えていてびっくりしました
(知らなかっただけかもしれませんが)
レトルトおでん(ローリングストック~長期備蓄)
前回ご紹介したもの
MCS発症後に無添加を探していて見つけました
こちらの会社はもとはかまぼこ製造がメインでしたが
平成に始めたレトルト製造に震災後からはより力を入れ
(津波被害でかまぼこ製造を廃業)
防災備蓄用のロングライフ商品も製造するようになりました
具材入りレトルトスープ(長期備蓄)
こちらも兄弟に送っていたものです
長期保存用なのでコスパはよくないけれど贈り物ならいいかなと
具は上記の写真ほどではないですが多いようです
(写真は多分浅いお皿使ってるのでは?と)
成人男性ではこれにパン等が欲しい所ですが
野菜の他にスペルト小麦も入っているので
1袋でOKな方もいるでしょう
カゴメさんでは
このスープに野菜ジュースをセットした
3日分の防災セットも用意しています
サラダチキン(ローリングストック~長期備蓄)
常温保存!
1年7ヵ月の長期保存可能!
無添加!
味は4種類!
こんなすごいものがあるのを知りませんでした
プレーン
(鶏むね肉、食塩)
カレー
(鶏肉、カレー粉(ターメリック、コリアンダー、クミン、フェネリーグ、その他)、食塩)
ブラックペッパー&ガーリック
(鶏肉、ブラックペッパー、にんにく、食塩)
長ネギ&生姜蒸し鶏風
(鶏肉、生姜、長ネギ、食塩)
説明書にもありますが
備蓄の際には大きく書いて貼っておきたい文言
開封前によくもんでください
(鶏から出た旨味エキスを再吸収させるため ジューシーさとうまみがUpします
歯みがきシート~無添加商品があったら欲しい
前回のマンガでも書きましたが
デンタルフロスと歯みがきシートは欲しいです
歯みがき+うがいができる環境とは限りませんし
口腔内が不衛生だと虫歯に歯周炎…
でも歯医者にかかれない…大変危険です
に詳細がございます
ただし商品は歯みがき用の為いろいろ添加されています
(当然ですが)
ので、類似品を手作りで用意しました
長期保存ゼリー飲料~無添加商品があったら欲しい
これは、本当に ほしい
実現は不可能と思いつつ
エナジータイプ
マルトースシロップ(国産)、パラチノース/ゲル化剤(増粘多糖類)、酸味料、香料、乳酸Ca
バランスタイプ
食物繊維、砂糖、濃縮りんご果汁(りんごを含む)、人参エキス/香料(りんごを含む)、ゲル化剤(増粘多糖類)、酸味料、V.C、乳酸Ca、マリーゴールド色素(大豆を含む)、V.B2、V.B1
調理不要
水不要(72%が水分)
ごみが少ない
噛まずに飲める
保管もコンパクト
5年以上の長期保存
アレルギー対応(エナジータイプ27品目 バランスタイプ7品目)
胃ろうでの摂取可能(バランスタイプ)
今回新型コロナウイルス感染症の発症時の事前対策・ワクチン副反応対策で
色々調べたのですが
発熱時で食欲気力がない時期には
おかゆすら口にできない
ゼリー飲料とポカリスエット助かる
等の実体験を沢山拝見しました
ゼリー飲料での栄養補給は
災害時にも疾病時にも役立ちます
でも化学物質過敏症対応のゼリー飲料は出ないかもしれないです
(みゃうまつもの私見
無添加の栄養補助食品
それは矛盾する者同士だから…
・家族用
・災害時なら背に腹は代えられない
この材料ならまだ反応しないと自身で判断された軽症の方
なら有用かもしれません
防災対策
あれも、これも なんでとても無理!
今でもみゃうまつもはそう思います
ただ コロナ禍の今
設備の地震対策よりは
より身近に、より緊急性を帯びた
非常食・防災備蓄食
災害時
住まいが危険でも
避難所へ行かれないから防災備蓄はしない
ライフラインを断たれても
復旧は後回しにされるので防災準備は意味がない
3年前にそう結論を出していたのですが
生活用品と食料の備蓄、調理簡便な食糧の準備
だけは考えておこうと思いました
みゃうまつもの防災関連記事
リンク集
・化学物質過敏症ブログ、雑記ブログに書いた防災関連の記事の一覧
・記事内で使用・参考にした防災関連のリンクの一部
防災対策関連
自助・共助・公助
・「防災における」自助とは
・「防災における」共助・公助と自助との連携について
・自助・共助で「公助のリソース」を空ける重要性
・みゃうまつもの考える「防災における」自助
・自助が「全自分で・自己責任」と誤解される理由 やらない理由 やれない理由
・お金のかからない自助 簡単な事から始める自助
自助(自宅の地震対策)
防災対策 自宅における地震対策~化学物質過敏症みゃうまつもの実践を添えて
・自宅の基本的な地震対策についての基本
(出口の確保、家具の固定、ガラス、就寝時の危険回避策)
・化学物質過敏症のみゃうまつもが実際に行った対策
(一人暮らしワンルームの実例)
自助(火災・停電等を想定した事前準備)
防災対策2 自宅における地震直後の行動と事前準備~化学物質過敏症のみゃうまつも視点風味
・家の中の安全な場所とその理由
(戸建て2階建を例にして)
・耐震基準について
・地震直後の火の始末と初期消火の判断基準
・地震直後の停電対策
停電で水道やガスが使えないケースについて
停電時の行動マニュアルの例
一部の電磁波過敏症患者さんへの注意
その後の行動について
防災対策3 自宅における揺れが収まってからの行動と事前準備~化学物質過敏症のみゃうまつもの諦めと共に
・揺れがおさまった後の行動(安全確認、避難)
・ガスメーター復帰方法
・避難の判断基準と避難勧告の廃止
・屋内安全確保とハザードマップ
・安否確認方法とSNS安否アイコン
・集合場所と避難場所と避難所
・その他の連絡手段と心構え
災害に備えて作成したマニュアルと過去に実践した対策・日常の減災習慣
防災対策4 自宅における地震に対する事前準備の準備~化学物質過敏症のみゃうまつも秘伝?のレシピ
防災を機にみゃうまつもが実際に考えたこと、行ったこと、変更したこと
・帰宅困難対策グッズと事前対策
・節電と通信
スマホの節電対策と公衆電話の種類と災害時の使い方の違い
・地震マニュアル、避難マニュアル等の活用法
有事ではなく平時に使う理由
・有事の混乱を最小限にする日常に取り入れる減災対策
・避難判断を2つのケースで考えてみた結果
ペットの防災について考えたこと、化学物質過敏症と避難
非常食・備蓄食関連
非常食と備蓄食
・非常食と備蓄食の違い
・みゃうまつも的非常食の定義と実践
被災初日、自力でしのぐ3日間、長引いた時用
実際に用意したもの(自宅用、職場用)
ロングライフ食品とローリングストックのコスパ
(レトルトおかゆを例に)
・みゃうまつも的備蓄食の定義
実際に用意したもの(02へ続く)
防災グッズ 非常食・備蓄食02 →今回はこれです
・みゃうまつも的備蓄食の実践
備蓄食のセレクト基準
実際に用意したものと詳細
・備蓄食を購入、調理してみて気づいたこと
・備蓄食 夏と冬でのメリット・デメリット
・化学物質過敏症の場合に気を付けたいことと注意事項
(添加物について ローリングストックの利点 反応する物品の代替品)
・災害時用配慮者と化学物質過敏症
・アルパインエアとは
・特徴・良い点・困った点
・メニュー(2021/08現在)と3日間の振り分け方
・基本の調理手順と実際に調理した手順
・長期備蓄食とローリングストックどちらがよいか~化学物質過敏症患者さんの場合
・実際に調理して感じたこと(容器、水温)
・洗い物を減らし水でも上手に調理する案
・一緒に用意しておくと良いもの
・事前に調理、試食する事の重要性
・各メニューの原材料と成分(2021/08現在)
・化学物質過敏症患者の防災準備におけるベイクアウト
食べ比べ 非常食にしたい「えいようかん」と「ミニようかん(煉)」~井村屋さんありがとう
・井村屋「えいようかん」スペック
・井村屋の通常のようかん(ミニようかん)との比較
期限 材料 成分 開けやすさ 味
・ようかんの長期保存とローリングストックそれぞれの利点
・ようかんの保存期間について
(期限切れについて ようかんの種類と期限の違い)
・賞味期限と消費期限の違い
・井村屋さんの無添加商品について
水
・ペットボトルの水に賞味期限記載がある理由
・正しい保管方法
・光やにおいなどの影響を受けにくいペットボトルの種類
防災グッズ関連
防災グッズ
防災グッズ 非常持出品と備蓄品1~基本に則った上でカスタマイズする重要性
・2つのサイトの非常持出品比較
・非常持出品、備蓄品の分類基準
・みゃうまつもによる非常持出品と非常備蓄品の定義と分類
・みゃうまつもオリジナル防災用品一覧とチェックリスト
防災グッズ 非常持出品と備蓄品2~各グッズの説明と化学物質過敏症における実際
・非常持出品、非常備蓄品の説明
・化学物質過敏症(以下MCS)と防災グッズ
・生活用品、食品のローリングストック(以下LS)
防災グッズ 非常持出品と備蓄品3~化学物質過敏症のみゃうまつもが反応する防災グッズと対策
・みゃうまつもが反応する防災グッズ
・反応するグッズへの対処法