化学物質過敏症は緩やかで激しい

柔軟剤の香料で頭痛・めまい→化学物質過敏症を発症した みゃうまつものブログ

防災対策2 自宅における地震直後の行動と事前準備~化学物質過敏症のみゃうまつも視点風味

MCS022防災対策02地震直後の行動と事前準備

この記事にはこんなことが書いてあります ニャ

  • 地震直後の行動とそれに伴う事前の準備
  • 家の中の一時退避場所選定方法
  • 地震直後の火の始末と初期消火の判断基準
  • 停電時の注意事項

 

 

 

こんにちは みゃうまつもです

今回は自宅における防災対策

地震直後の行動とそれに伴う事前の準備」

でございます

 

 おねがいします 

この疾患は人によって発症の原因物質・初期発症部位が異なります。

また、体質・遺伝・環境因子によっても左右されます つまり、人によって

合う/合わない 可能/不可能 が異なります

あくまで参考までに留めていただいて、購入・使用の最終的な判断は

ご自身で行っていただきますようお願いいたします

・品物を使用したことで生じた症状の悪化

・購入費用の補償

などにつきましては、一切の責任を負いかねますことをどうかご了承くださいませ

 

今までは10ページになると 2回に分けていたのですが

今回は内容が連続していて切りのいいところがなかったので

重いのですがまとめて出してしまいました(しかも文字多いorz

 

M022-01地震直後の行動と事前準備について

よろしくお願いいたします

M022-02自宅の基本的な地震対策

今回は②です

M022-03地震の前に家の中の安全な場所を探す

揺れた時ひとまず退避する場所のことです

M022-04揺れた時の退避場所候補 玄関、トイレ

1981年6月が耐震基準の分かれ目

M022-05揺れた時の退避場所候補 机の下、外

中と外 どちらが危険かすら一概に言えない

M022-06揺れた時の退避場所候補 図解・避難例

2階建の戸建てがモデルです

M022-07地震直後の火の始末と初期消火の判断基準

アパートで液体消火剤もらったけどMCSでも使えるのか??

M022-08地震直後の停電対策

配電盤はテストもできるのでぜひ一度はやってみましょう

M022-09停電時の行動マニュアル

順に操作してチェック入れるだけにしておけば災害時にストレスがないです

M022-10電磁波過敏症の方へ

家族全員無事に生き残れるよう 可能なことは悔いなくやりましょう

 

家の中の安全な場所

落ちてこない・倒れてこない・移動しない

昔「机の下」は

即答されるほどポピュラーでした

 

これが変わってきたのは

棚や照明等の転倒落下物への耐震技術向上の他

阪神淡路大震災での死亡原因のほとんどが

 家屋の倒壊や家具などの転倒による圧迫死

阪神・淡路大震災教訓情報資料集【02】人的被害 : 防災情報のページ - 内閣府 より)

だったことも大きく関与しています

 

1995年に発生した阪神淡路大震災では、机やテーブルの下から多くの遺体が発見されました。子供のころ、教えられたことを忠実に守っていることが分かる一方で、場合によってはそれが必ずしも正しいとはいえないこともありえます

教室で授業を受けている時に地震が発生した場合、机の下に入ることは正しいでしょう。しかし、必ずしも机があるところで地震にあうとは限りません。

理科室で実験中だったら?家庭科実習で調理中だったら?廊下を掃除中だったら?様々なシチュエーションを前提に、防災教育を行うことが重要です。

それってもう古い?!防災訓練について考える – 地震の窓口 – 地震のギモンを即解決! より

 

今回だけでなく、前回、そして夏の電気代等々でも

何度も耳タコになるほどお伝えしておりますが(申し訳ないです

 

自分に

その時の場所・季節・時刻に…

合った行動がとれるようシミュレートしておくことが大事です

 

勿論すべてを網羅することは不可能ですので

せめて 自宅だけでも…

 

玄関、トイレ 机の下、外…

昔から言われている場所にはそれなりの理由があります

今はだめですよ、と言われる場所もそれなりの理由で不許可になったのです

でもこれらは一般論

その理由が自分の家にも当てはまるか、そうでないかで決めます

 

『今は机の下はだめなんだよ~』

鵜呑みにするのが一番ダメな方法です

 

 

そんなシミュレーションの結果をまとめて間取り図に記しました

 

 

基本の考えは


揺れを感じたら

物が
「落ちてこない・倒れてこない・移動しない」

場所に隠れる

「東京防災」の閲覧|東京都防災ホームページ より

 

耐震基準について

退避場所選定の基準になるのが

自宅の耐震基準です

 

どんなに物が「落ちない・倒れない・移動しない」場所だったとしても

倒壊の危険があるなら

屋内のその場所は無意味です

 

 

それまで震度5強以上に対する取り決めがなかった耐震基準が

家屋倒壊の被害が甚大だった

宮城県沖地震(1978)を教訓にして改正されたのが

1981年の新耐震基準です

 

耐震基準とは、建築物の構造が地震に耐えることができるかどうかの指標となるものです。

1981年5月31日までは 旧耐震基準です
 ①10年に一度発生すると考えられる中規模の地震動(震度5強程度)に対して、家屋が倒壊・崩壊しない
1981年6月1日以降が 新耐震基準です
 ①中規模の地震動(震度5強程度)で、家屋がほとんど損傷しない
 ②大規模の地震動(震度6強~7程度)で、家屋が倒壊・崩壊しない、ただし多少の損傷は許容

注意:日付は 確認申請承認日(建築確認日)です

   建物物の竣工日(完成日)や表示登記日ではありません

旧耐震基準と新耐震基準の違いとは? 背景や確認方法、改正点などを解説|RENOSY マガジン(リノシーマガジン) より

耐震基準は

1995年の阪神淡路大震災の教訓をもとに

2000年にもさらに厳しいものに改定されています(2000年基準)

 

 

地震直後の火の始末と初期消火の判断基準

ぐらっと来たら…の標語も今や

見つけました↓

「グラッと来たら火の始末」「地震だ!火を消せ!」は、大正12年(1923年)の関東大震災で生まれた

提言:「地震だ火を消せ!」から、今は「地震だ身を守れ!」:地震・津波時の対応ポイント より

大正時代ですか…

そりゃあ木と紙も多くて燃えやすく、自動消火装置もなかったから…

 

2022年以1923年の標語…

99年前です(惜しい来年なら100年だった)

 

99年前の常識をそっくり今に当てはめてはいけませんね

 

99年前にはないものがご自宅にあるなら

 自動オフ機能、初期消火グッズ、落下防止の整理整頓グッズ…

標語を自分ち風に変えましょう

 台所 ぐらっと来たら 離脱せよ(やっぱセンスのないみゃうまつも

 

消火グッズと化学物質過敏症(未解決)

消火器と消火バケツ程度だった消火アイテムは今

特殊なグッズも自宅用として入手可能になりました

用途に合わせて揃えたいものです…が

 

ここでネックになるのが化学物質

なのですが…

 

ごめんなさいデータが見つけられませんでした

化学物質過敏症患者さんが使えるものがどれかわかりませんでした

 

調べてもわかりませんでした みゃうまつも的404

 検索の仕方が下手 orz

 

 

 

消火器

 粉末・水と泡(ガスタイプもあるが一般家庭用ではない)

 とにかく成分を吸入すると危険

 できれば消火活動は他の人にお願いしたい…ゴメンナサイ

 比較的安全そうなのは

 水(湿潤剤等入)消火器だが、住宅用のものが見つかりませんでした

 

投てき用消火器

 カプセルに液体が入っている

 食品添加物同等の材料と謳われているが

 MCS患者さんにもOKかは不明

 火元に投げ入れるのでその時の反応(煙が出るし)物質が

 患者さんにどう反応するかが不明

 

消火スプレー

 エアロゾルタイプなので吸入必須なのが難点

 消火器と同じく

 強化液タイプ

 二酸化炭素(液化炭酸ガス)タイプ

 水(浸潤剤等入り)

 のタイプがある

 

消火クロス

 防炎処理されたグラスファイバーと商品詳細にはある

 熱を受けて防炎処理加工物質が揮発するのかなど不明

 

天ぷら火災専用消火具

 発火した鍋に袋(または箱)ごと入れて消火する

 消火剤は炭酸カリウムだが

 外装がビニールの製品もあり、燃焼したときのVOCの心配

 さらに商品によっては「煙が出る」「水蒸気が出る」ともある

 

といったように

種類は多いですがMCSの方(みゃうまつも含む)が使えるかがわからないです

細かく調べてみたのですが

これはOK といえるものがなかったためここには載せませんでした

 

地震直後の停電対策

停電で水道やガスが使えないケース

ガス

家族と住んでいた家はプロパンガスでした

無知だったみゃうまつもは最初

 

プロパンは都市ガスより復旧が早い を鵜呑みにしていました

 

家に設置してあるので確かに復旧自体は早いですが

ガス器具が使えるかは別の話なのです

案の定、よく調べたらガスコンロは使えるけれど給湯は使用不可(リモコン)

余震を懸念してコンロの火ではなく給湯でお湯を使いたかったが無理だった…

 

水道

マンションに住んでいた時は

水道のポンプが電動でした

停電したら水が出なかったでしょう

 

しかし、電気、ガス、水道

この3つの中で一番復旧が早いのは

電気

(注意:過去の災害では。今後はどうなるかわかりません)

 

ですので普通は

10日前後、水道・ガスが使えない前提で準備

をすればよいのです(簡単に言うな)

…が、問題なのは

そこではないのです

 

電磁波対策をされている一部の方へ

みゃうまつもは発信部分を取り外したスマートメータを使っています

取り外し工事の際に言われたのが

 

停電があった時は遠隔操作が不可能なため

他の世帯より復帰が遅れます

 

…まあ、当たり前ですね

 

そうして

いつ来るかわからない大規模停電時の心配より

QOLを採ったみゃうまつもは

それを覚悟したのです

 

 

みゃうまつもと同じ選択をしたおうちの方へ

 

電気が止まっても

水があれば生きていけます

なので支払いが滞っても水道だけは最後まで止められずにいるのです

 

が、水道が電気制御だった場合 つまり

多くの集合住宅の場合は

 電気の復旧まで蛇口から水が出ません

 

多めに用意するか 給水施設を調べておきましょう

オール電化の戸建てより生活が困難になる恐れがあります

 

 

 

停電時の行動マニュアル

これは作っておいた方がいいと思います私見

 

明るくても見ることのほとんどない配電盤

夜の停電時に素人が何とかできるとは思えないのです

懐中電灯さえあれば操作できるよ というベテランさんはもちろん不要です

 

そして実際やってみることをお勧めします

みゃうまつもの実感(夜に試してみた)

・片手にライトもってマニュアル見ながらの操作は困難

 →ライトの形状・明るさを工夫

・目線より高いところにあるので予想以上に辛い

 →踏み台置き場が近くでよかった

・普通の停電でも焦るので災害時はもっとパニックになるだろう

 →「紙を見てその通りにやれば完了」が一番いい

 

 

リンク

マンガの参照・引用リンク

(A)【地震発生】家の中で一番安全な場所はトイレ!? その理由は?|CHINTAI情報局

(B)「東京防災」の閲覧|東京都防災ホームページ

(C)「ちかづかないほうがよいかべ」イラストで子どもに説明:朝日新聞デジタル

(D)備えよう!火災対策 [(実践編)初期消火は出火直後に!] |浦安市防災のてびき|

(E)停電時にガス機器は使えるのか知りたい。 | ご家庭のお客さま向けFAQ

 

 

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リンク集

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防災対策関連

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防災における 自助・共助・公助

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自助(自宅の地震対策)

防災対策 自宅における地震対策~化学物質過敏症みゃうまつもの実践を添えて

・自宅の基本的な地震対策についての基本
 (出口の確保、家具の固定、ガラス、就寝時の危険回避策)
化学物質過敏症のみゃうまつもが実際に行った対策
 (一人暮らしワンルームの実例)

 

自助(火災・停電等を想定した事前準備)

防災対策2 自宅における地震直後の行動と事前準備~化学物質過敏症のみゃうまつも視点風味今回はこれです

・家の中の安全な場所とその理由

 (戸建て2階建を例にして)
・耐震基準について
地震直後の火の始末と初期消火の判断基準
地震直後の停電対策
  停電で水道やガスが使えないケースについて
  停電時の行動マニュアルの例
  一部の電磁波過敏症患者さんへの注意

 

その後の行動について

防災対策3 自宅における揺れが収まってからの行動と事前準備~化学物質過敏症のみゃうまつもの諦めと共に

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防災対策4 自宅における地震に対する事前準備の準備~化学物質過敏症のみゃうまつも秘伝?のレシピ

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ライフラインの復旧所要日数(東日本大震災の例)

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 実際に用意したもの(02へ続く)

 

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 備蓄食のセレクト基準

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長期保存非常食 アルパインエア02

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