化学物質過敏症は緩やかで激しい

柔軟剤の香料で頭痛・めまい→化学物質過敏症を発症した みゃうまつものブログ

熱中症対策と水分補給 2022 その4~熱中症と水分補給

IC042M029熱中症予防と水分補給6

この記事にはこんなことが書いてあります ニャ

  • 脱水症と身体への影響と熱中症の関連性
  • 理想的な水分補給と注意事項
  • みゃうまつも的夏の水分補給方法
  • スポーツドリンクと経口補水液
  • 手作り経口補水液
  • 夏の塩分補給と日本人の塩分摂取量

 

 

こんにちは みゃうまつもです

今回は

熱中症対策回のラスト

 

熱中症予防のための夏の水分補給方法

 

についてでございます

 

 おねがいします 

この疾患は人によって発症の原因物質・初期発症部位が異なります。

また、体質・遺伝・環境因子によっても左右されます つまり、人によって

合う/合わない 可能/不可能 が異なります

あくまで参考までに留めていただいて、購入・使用の最終的な判断は

ご自身で行っていただきますようお願いいたします

・品物を使用したことで生じた症状の悪化

・購入費用の補償

などにつきましては、一切の責任を負いかねますことをどうかご了承くださいませ

 

熱中症予防と水分補給 2022その4M029-01

よろしくお願いいたします

熱中症予防と水分補給 2022その4M029-02 脱水症と身体への影響

発汗による塩分と水分の減少は様々な部分に影響を与えます

熱中症予防と水分補給 2022その4M029-03 なぜ冷たい水はNGなのか、一度に飲むのがNGなのか

3食摂ることで水分も水溶性栄養素を分けて摂取できます

熱中症予防と水分補給 2022その4M029-04 夏の水分補給法~みゃうまつもの場合1基本

生活活動強度は普通の人並みですが持病と住環境がえぐい(フフ

熱中症予防と水分補給 2022その4M029-05 夏の水分補給法~みゃうまつもの場合2発汗時と体調不良時

柔軟剤にやられると四肢脱力と思考力低下があるので作られた体調不良袋

熱中症予防と水分補給 2022その4M029-06 化学物質過敏症関yじゃさんへ

せくしーだいじんへ プラスプーンもうないのでここも修正しといてください

熱中症予防と水分補給 2022その4M029-07 スポーツドリンクと経口補水液

ワクチンの時は一口飲んで諦め、手作り補水液キットを使いました

熱中症予防と水分補給 2022その4M029-08 自分にはまめな塩分補給は不要と考えた理由

ナトリウムは「推奨量」ではなく「目標量」項目なのも元々塩分過多だから

熱中症予防と水分補給 2022その4M029-09 日本人の塩分摂取量

ありがとうございました

 

 

 

 

熱中症と水分補給

熱中症対策と水分補給 2022 その2~熱中症とは、予防と対処

でお話したように 

様々な条件により体温調節が限界となることで生じる症状

熱中症といいます

 

水分補給と塩分補給は

単に脱水症状になるというだけでなく

このように多くの臓器に影響を与えます

 

 

理想的な水分補給

環境省の様々な資料で夏の水分補給方法が紹介されています

共通しているのがこの5点です

 

①汗をかいていなくてもこまめにとる

②一日当たり1.2L

③一時間ごとにコップ1杯

④入浴前後、起床後にもまずは水分

⑤大量に汗をかいたときは塩分も

 

更に追加するならこの3つ

⑥持病のある方は医師に相談

⑦冷たいものばかり飲まない

⑧一度の大量の水を飲まない

 

冷たいものを摂りすぎない~熱中症予防熱中症対処は別

冷たい飲食物は摂りすぎない

 

水分補給に限らず、食事においても

冷たいものの「摂りすぎ」は避けた方がよいようです

栄養科通信vol.142「夏バテに、冷たい食べものは逆効果!」 | 倉敷平成病院だより

 

冷たい飲食物は体内から体を冷やします

胃腸の働きが鈍り

効率よく栄養が吸収されませんので

折角摂った栄養が無駄になってしまいます

 

 

どの程度飲んだら冷やしすぎなのかは

状況にもよるでしょう

とはいえ

冷たいものをすべて避けていたら

この夏 ストレスが溜まります

 

 

みゃうまつもは

冷たくないとおいしくないもの

冷たくないと意味のないもの

 

は冷たい状態でおいしく

それ以外のものは

常温よりやや冷たい~常温 で頂くようにしました

 

 

具体的には

そうめん、冷やし中華、アイス、ゼリーなどは冷やして

アイスコーヒーは冷たい、たまにやや冷たい

水と麦茶は殆ど常温

帰宅後など体温が高いときの1杯目は冷たいもの

 

といったようにゆるめに設定しています

冷房の効いた部屋で冷たい飲み物を1時間に1回飲み続ける事は

体内を継続的に冷やしそうなので避けています

 

熱中症予防の水分補給と熱中症時の対処としての水分補給を
混同しないようにしましょう

 

この冷たい飲料のデメリットを逆に利用したのが

熱中症時の対処法です

 

熱中症の時には体内温度が上がっているため

体の内外から速やかに冷やします

(ただし冷やしすぎにも注意が必要なので、水風呂に突っ込むような高等技術は素人だけでは行わないほうが良いです)

 

・太い血管のある場所を冷やす(放射を助ける、内部に戻る血液温度を強制的に下げる)

・霧を吹きかけたり濡れたタオルをかけた上から風を当てる(強制伝導(気化熱))

…等をしつつ

意識があり且つ 水を飲める状態なら冷たい水を少量ずつ与えます

 

大量の発汗がある場合は水分塩分共に速やかに補給したいので

ここで経口補水液や塩分入りのスポーツドリンクの出番です

(窒息、誤嚥防止のため、無理に飲ませない)

 

熱中症を疑ったときの対処法はこちら

熱中症 ~ご存じですか?予防・対処法~

 

 

一度にたくさん飲まない~無駄な補水を避ける

胃で一度に吸収できる水分量は決まっていますので

それを超えた量を一度に飲むと大変に勿体ないです

一回の補給はコップ一杯

更にそれを一度に飲まず 数回に分けます

冷たい水の大量一気などはもってのほかなのです

 

アルコールやカフェイン入りの飲料は?

よく言われるのが

 

水分補給にビールやコーヒーはNG

 

大きな理由は

利尿作用

 

水分として飲んでも

利尿作用のおかげで

水分本来の役割をする前に

強制的に尿として出て行ってしまいますので

これも大変勿体ないです

 

勿体ないの最高峰がアルコールかもしれません

 

アルコール飲料には利尿作用があり、アルコールが体内で分解される際にも水分を消費してしまうため水分補給には適しません。実際ビールを10杯飲むと、尿によって11杯分の水分が排出されてしまうと言われています

こまめな水分補給で健康管理!日頃の心がけが大切です。 | 医療法人 澄心会 豊橋ハートセンター より

 

水の収支

いくら水をちゃんと1日1.2L飲んでいても

足りない場合もあります

 

飲んだ分以上に排出された(発汗、利尿)場合もありますが

 

食事からの水分の不足

 

も考えられます

 

 

水の収支では

食事からの水分が1.0L と計上されているので

 

食事回数が少ない

食事の水分が少ない

 

その場合は

入る水の量が足りていないかもしれません

 

レタス半分量のサラダと

レタス半分量の食物繊維をうたったビスケットでは

食物繊維量は同じでも水分量はサラダの方が多いです

 

Aサンドイッチとレタスサラダと野菜ジュースの昼食

Bサンドイッチと食物繊維ビスケットと野菜ジュースの昼食

 

単純計算でBではレタス半量分 水分が少ないのです

そして

食事を抜いたらAの水分量全部取れてないのです…

 

食事をとるという事は

栄養素と水分両方をまめにとるための手段にもなります

(一食で一日分の水溶性ビタミンを摂っても尿から排泄されてしまいます)

 

 

みゃうまつも的夏の水分補給

今迄の記事と先ほどの注意事項を踏まえて再編成した

みゃうまつもの体質と環境に合った水分補給方法2022

 

水分のセレクト

麦茶と水

 水だけだと飽きるので麦茶も選択(ノンカフェインのため)

合計2L

 1.2Lを毎日測るのが手間で継続できそうになかったことと

 みゃうまつもは食事での水分補給が少ない、食事回数が少ない傾向にあるため

 1.2Lより多め、わかりやすい2Lに設定

 

水分補給のタイミング

 起床後・就寝前

 入浴前後

 出勤前後

 帰宅直後

 の7回で1L

 

 トイレの後 も強制イベントに追加し

 残りの1Lを飲みます 

 

普段の水分補給(基本)

普段の生活(休みの日を想定)を基本とし

これに特殊ケースを追加していきます

 

この基本で強制水分補給を体に叩き込み

いざという時(後述)の被害を抑えます

 

 

摂取量の可視化

 あらかじめ2L用意することで

 ちゃんと飲めているかがすぐわかります

 さらにボトルを複数用意することで効果を上げます

 

飲水ハードルを下げる

 一々台所に立って、冷蔵庫をあけて という作業は

 のどが渇いた時にしか行いません

 口渇を覚えたらすでに脱水していますので

 これでは意味がありません

 

 みゃうまつもは

 ・7回のタイミングを忘れぬよう

 ・気づいたら飲めるよう

 ボトルを5つ用意し、あちこちに置きました

 

飲水量の可視化と飲水ハードルを下げる方法

 起床・就寝前は枕元に

  A:ペットボトル(300MLの水)

 入浴前後 出勤前 帰宅直後 の4回は

  台所(浴室の目の前)に

  B:950MLペットボトルに約600MLの水

  (休みの日は出勤前と帰宅後の分をトイレの後に飲む)

 その他は作業机の横に

  C:水筒(300MLの冷水)

  D:500MLペットボトル(400MLの水)

  E:300ML容器(300MLの麦茶濃いめ C、Dで割る)

 

 寝る前にすべてのボトルが空になっていればOK!

 あたらめてボトルに水を振り分けて

 Aから150ML飲んだら就寝します

 

AやBはコップを付属させ、探す手間を省きました

ほとんどを水にすることで

・常温に20時間放置しても痛まない

・ボトルやコップの洗浄に時間がかからない ので

面倒臭さが少なく続けやすくなっています ←重要!

 

発汗がわかっている時

夏はほぼ毎日ですが

猛暑甚だしくエアコンフル稼働の場合はこのカテゴリに入りません

 

・冷房するには中途半端な気温で

 室内で掃除等をすると汗が流れるような日

  (不感蒸泄以上に汗で水分を喪失する)

・気温が上がった日の出勤

  (勤務地が変わり、炎天下を歩くことになった)

・気温が上がった日の外出

  (基本徒歩か自転車)

 

…が該当します

 

 

汗で失われるのは

水溶性ミネラルとビタミン、そしてなにより

重要なのが塩分です

 

普段は夏でもことさらに

こまめな補給はしませんでしたが

発汗がわかっている時は

汗で失う分のミネラルを補給した方がいいのでは

…と考え、調べました

 

調べたのち、出した結論

①塩分補給は基本不要

 (塩飴や塩タブレット等でまめな補給はしない)

②発汗前(外出や作業前)に味噌汁を飲む

 (1日1杯だったのを2杯に増やす)

③外出の時間によっては水と塩飴を携帯し、長時間になったり汗をかいていたら補給する

 (水の補給は必須、飴は汗をかいていたら念のため)

④栄養素吸収の効率化を図るため食事の回数に合わせて分散する

 (おやつのナッツの一部を昼食にも持参、自宅で飲んでいる味噌汁にはにがりを入れているが、職場での弁当には味噌汁がないので、お米はにがりを入れて炊く 等)

注:これはみゃうまつもの生活から考えた個人的な結論です

 

 

体調不良時

これは化学物質過敏症を発症してからずっと懸念していました

マスキング期前と多発性移行後は

特定の柔軟剤で立てなくなり、意識はあっても思考がまとまらないのです

 

そんな時に脱水症状になったら…

34℃の室内で冷房のスイッチが入れられなかったら…

たまたま水分を摂っていない時に柔軟剤に暴露したら?

 

 

その際の熱中症予防のためにも

強制水分補給の習慣づけは必須でした

 

 

おいてあれば無意識に飲む

あーペットボトルだー で意識を終わらせず

(目には映っているg認識していない状態)

見かけたら飲んでいるように訓練する

 

 

これなら動けなくなっても

しばらくは脱水を免れることができます

 

 

そして、長時間動けない時

頭が回らずどうしていいかわからない時

そのための対策が体調不良袋です

 

 

おまけ情報

体調不良袋とは

MCS発症直後

柔軟剤で倒れまくっていた頃に

助かる方法を模索していて考え出したグッズです

たまたま新型コロナワクチン接種時に役に立ちました

 

 

非常持ち出し袋とは違います

 

 非常持ち出し袋

 ・災害時、パニックを起こしていても意識はある、動ける状態の時

  初動で活躍するグッズを入れた袋

 ・枕元(部屋が狭いので作業机からも手が届く)に置く

 ・飛び出さないように袋の口は閉じる

 ・懐中電灯やスリッパ・軍手、ブレーカーの確認方法マニュアル、避難所地図、行政データなどが入っている

 ・思考出来て動けることが前提

  (化学物質過敏症の最悪症状が出ている時に罹災したらそもそも死ぬしかないのでこの袋自体不要である)

 

 体調不良袋

 ・動けない、考えられない時に必要な物、する事を書いた紙を入れた袋

 ・枕元(部屋が狭いので作業机からも手が届く)に置く

 ・指に力が入らなくても取り出せるよう、袋の口は開けておく

 ・寒さ暑さ対策(カイロ、瞬間冷却パック)、脱水・熱中症低血糖対策(水、飴、経口補水液キット)、嘔吐対策(エチケット袋)、VOC対策(活性炭マスク、酸素缶)、TODOリスト(何をするのか順番に書いてある)

 ・意識はあっても考えられない場合が前提

 (とりあえず読めれば、取り出せれば、その通りに行動すれば何とか生存できるものを入れる あまり沢山ごちゃごちゃ入れない)

 

 

実際に使ったのは

 ワクチン接種で寝込んだ時でした

 この場合はあらかじめ体調不良がわかっていたので

 ワクチン接種後に必要になりそうなものを袋に追加しておくことも出来ました

 (ロキソニン、野菜ジュースブリックパック、体温計…)

 *わざわざ枕元に並べず袋に入れたのは、この袋を使う予行演習になるな、と思ったからです

 

頭がまとまらない時に

「こういう時はこうしろ、これはここにあるからいざという時出せ」等々

紙に記載があるのは確かに便利でした(何も考えなくていい)

 

ペットボトルのキャップが開けられなかった

ブリックパックのストローが挿せなかった

のは盲点でした

四肢脱力時の対処として再考の余地があります

 

スポーツドリンクと経口補水液

普段の水分補給として飲んでもいいもの いけないもの

 

スポーツドリンクの飲みすぎはペットボトル症候群になる

経口補水液を通常で飲むと塩分過多になる

 

そんな情報はかなり前からありました

 

 

何かを改善するためのものは

普段使いすると効果が強すぎて改悪に

 

 

これはスポドリだけでなく

薬に、機器に、あらゆるものに当てはまります

 

 

もしもスポーツドリンクを常飲するのなら

ジュースを飲んでいるのだと認識した上で飲む量を考えます

ハイポトニック飲料の場合はカロリーオフのものもありますが

人工甘味料を使用しています 苦手な方はご注意ください

 

 

経口補水液については

日常で飲むものではありません

 

頭痛がする、だるいといった脱水症状が出た時だけに飲むのが基本です。経口補水液は、脱水によって減ってしまった水と塩分を口から素早く体内に取り入れられる飲料です

(中略)

注意したいのが、経口補水液は塩分濃度が高いので、健康なときに普段から飲まないこと。熱中症の疑いがある時や風邪で熱が出た時など、何かしらの症状がある際に飲むべきものとしてください。マイナスをゼロにするのが経口補水液、ゼロをプラスにするのが食事や普段飲んでいる飲料と考えてください

普通に食べ物や飲み物で塩分が摂れている状態で経口補水液を飲むと、塩分が過剰に吸収されてしまいます。スポーツドリンクの代わりでもなく、普段の水分補給として飲むものでもないと覚えておきましょう

5.水分を摂るタイミングと、経口補水液について | おいしい健康 読みもの 調べもの 先生からあなたへ より

OS-1のサイトにも普段から飲まないよう書かれていましたが

このサイトのお医者様の説明がとても具体的でわかりやすかったです

 

 

アイソトニック飲料とハイポトニック飲料

また、スポーツドリンクは2つの種類があります

 

アイソトニック飲料(等張液)

 体液の浸透圧(300m0sm/L)とほぼ同じので

 運動・発汗する前に飲むと吸収が早い(逆に発汗後は遅くなる)

 糖分が多いので運動時のエネルギーとなる

 

ハイポトニック飲料(低張液 経口補水液は低張液なのでハイポトニック)

 体液の浸透圧(300m0sm/L)より低い 

 運動や発汗、下痢や嘔吐などで

 体液が薄くなった(浸透圧が下がった)時に飲むと吸収が早い

 

熱中症、脱水症をおこしている、一度に大量の汗をかいた

インフルエンザやノロなどで嘔吐や下痢をした

などの場合には

ハイポトニック飲料が適しています

 

さらに経口補水液なら電解質濃度が高いため、

大量発汗や嘔吐下痢による電解質補給が必要な場合に最適

という事になります

 

こちらがわかりやすかったです

医療法人協和会協立温泉病院 NST NEWS 第22号(2009.11.18)イオン飲料ってどんな種類があるの?(pdf)

 

手作りの経口補水液

そんな便利な飲料を

みゃうまつもは飲めません

 

ジュース感覚で飲むのではなく

体調不良時・熱中症時の対処として

経口補水液を備蓄しておきたいのですが

探した全ての製品に

香料 人工甘味料 が入っていたのです(2020/07現在)

これらで体調不良を起こすみゃうまつもは

OS-1も諦めました

 

 

そうして昨年2021年に知ったのがこちら

平成29年度熱中症対策シンポジウム 平成29年5月22日(月)東京(秋葉原)会場配布資料(pdf)

 

 

経口補水液の作り方

水500ml (ペットボトル1本)

砂糖20g (ペットボトルキャップすりきり3杯)

塩1.5g  (透明スプーンすりきり1杯)

 

大変にシンプルです

ここにレモン汁を入れたり

100%ジュースを水で薄めて作るレシピもありますが

みゃうまつもの場合はとにかく

 

水分塩分が速やかに吸収されればいい(味とか他の栄養とか不問)

常備してなくても特別な材料がなくすぐできる

覚えやすい

 

というのが大事だったのでこのレシピを使っています

 

ミニサイズのチャック付き袋に入れ 数個常備

外出時にもかさばらないです

 

 

覚えやすいがややこまり

 確かにいいことが多いですが

 困ったことも

 

①砂糖キャップ3杯 は覚えやすいけど普段はそれで計量しない

 サバイバルで作る場合は便利ですが 実際やると結構大変です溝に砂糖詰まるし

 →砂糖20gは上白糖でいうと

  大匙2杯強(大匙1が9gなので)

 

②ペットボトルの細い口に入れるのは大変だし上手く混ざらない

 漏斗を使わないとこぼれるし、500mlの容器に500ml水が入っているので

 攪拌効率が悪いのです

 →口の広い別の容器を用意

  水半分と材料を投入し攪拌

  混ざったら残りの水を入れて攪拌

 →外出先でチャック付き袋に入れた材料で作る場合は

  袋の下部を斜めにカットしてペットボトルの口に入れるとよい

  (攪拌はどうしようもないのですが)

  *みゃうまつもはペットボトルにカップを付けているので そこに水を少し出してから作ります

 

③透明スプーンは現在手に入らないのでは?

 脱プラ宣言…

 →塩は小さじ1杯で5gなので

  小さじ1/4強ならほぼ1.5gです

 

 

夏の塩分補給と日本人の塩分摂取量

みゃうまつもは独自の調査(フフ)の結果

こまめな塩分補給はしないことにしました

 

日本人のナトリウム摂取量は、食塩摂取量に依存し、その摂取レベルは高く、通常の食生活では不足や欠乏の可能性はほとんどない。ナトリウムを食事摂取基準に含める意味は、むしろ、過剰摂取による生活習慣病の発症及び重症化を予防することにある。この観点から、後述するように目標量を設定した。

(中略)

 適切な身体機能のために必要な最低限のナトリウム摂取量については十分に定義されていないが、世界保健機関(WHO)のガイドラインには、おそらく、わずか 200〜500 mg/日であると推定されると記載されている 3)。

(中略)

ただし、高温環境での労働や運動時の高度発汗では、相当量のナトリウムが喪失されることがある。多量発汗の対処法としての水分補給では、少量の食塩添加が必要とされる 8)。近年の我が国の特に夏季の気温の上昇を考慮すると、熱中症対策としても適量の食塩摂取は必要であろう。ただし、必要以上の摂取は後述する生活習慣病の発症予防、改善、重症化予防に好ましくないので、注意が必要である。

厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」策定検討会報告書(pdf) より

だからナトリウムには推奨量ではなく目標量なのかと納得

 

要約するとこういう事でしょうか

・通常の食生活では不足や欠乏の可能性はほとんどない

 ・適切な身体機能のために必要な最低限のナトリウム摂取量は

 200〜500 mg/日と推定(世界保健機関(WHO)のガイドライン)

ただし

・多量発汗の対処法としての水分補給では、少量の食塩添加が必要

熱中症対策としても適量の食塩摂取は必要だが、必要以上の摂取は健康上好ましくないので、注意が必要

 

そこからみゃうまつもは

 

・自分のナトリウム摂取量は2000㎎/d以上(500㎎の4倍)

・自分の今の生活では多量発汗の対処法はほぼ必要ない

熱中症対策としての食塩摂取が自分に必要か、必要ならば適量はどのくらいかを可能な限り算出したい

 

と考え マンガに描いたような計算をしました

 

適当感は否めませんが

発汗量を控えめに設定し、推定平均必要量(600㎎)を差し引いた時に

目標量(2559㎎)を大きく超えない値になったのが

 

味噌汁を1杯→2杯に増やす

 

だったのです

そこで

 

・外に出る日は出る前に味噌汁を飲み

・長時間外出の場合は水と塩飴を携帯(水は必ず飲むが飴は必須ではない)

・在宅日は味噌汁を増やさない

 

という方法に落ち着きました

 

 

ご注意ください

・みゃうまつも的水分補給方法と みゃうまつもの夏の塩分補給方法については

みゃうまつもの年齢、環境、仕事、持病 をもとに考えたものです

よって

これら熱中症条件がみゃうまつもとは異なる場合は違う結論になります

まめな塩分補給や経口補水液が基本不要なのは、発汗するような場所での長時間作業に従事しない為

 

 

関連リンクと過去の熱中症記事

関連リンク

環境省熱中症予防情報サイト

https://www.wbgt.env.go.jp/

 

暑さ指数メール配信サービス

概要

https://www.wbgt.env.go.jp/mail_service.php 

メール配信サービス(バイザー株式会社のサイト)

 PC用

https://service.sugumail.com/env/member

 携帯用

https://service.sugumail.com/env/

 

熱中症警戒アラートメール配信サービス

概要

https://www.wbgt.env.go.jp/about_alert.php

メール配信サービス(バイザー株式会社のサイト)

 PC用

https://plus.sugumail.com/usr/env/home

 携帯用

https://m.sugumail.com/m/env/home

 

環境省熱中症予防情報サイト 普及啓発資料ダウンロード

https://www.wbgt.env.go.jp/heatillness_pr.php

 

環境省youtubeチャンネル

http://www.youtube.com/kankyosho

 

環境省熱中症予防情報サイト英語版のTOPページ

Heat Illness Prevention Information provided by MoE

熱中症対策ガイドライン英語版pdfファイルや

日本の熱中症に関する情報をまとめた英語版リーフレット

Heat Illness Prevention Information: Materials

 

 

みゃうまつもの熱中症関連記事

熱中症対策と水分補給 2022 その1~環境省熱中症予防情報サイト

環境省 熱中症予防情報サイトより

 熱中症予防情報サイトの内容
 暑さ指数とメール配信サービス
 熱中症警戒アラートとメール配信サービス
 熱中症対策資料と環境省動画
 熱中症対策の普及啓発資料一覧

 

 

熱中症対策と水分補給 2022 その2~熱中症とは、予防と対処

環境省 熱中症予防情報サイト  普及啓発資料より

 熱中症環境保健マニュアル
 熱中症とは 主な症状、進行と重症度
 脳の体温調節機能と熱中症時の脳の状態
 放射・伝導による体内の熱を下げる方法
 熱中症を引き起こす条件(環境条件、人側条件)
 化学物質過敏症のみゃうまつもが自分の熱中症予防策を考える

 

 

熱中症対策と水分補給 2022 その3~自宅での熱中症予防策 

環境省 熱中症予防情報サイト  普及啓発資料より

 新型コロナウイルス感染症以降の熱中症対策資料

 高齢者のための熱中症対策リーフレット
 熱中症予防×コロナ感染防止で「新しい生活様式」を健康に!リーフレット
 自宅にいる時の熱中症予防策
 高齢者が熱中症にかかりやすい理由

 

今回はこちらです

熱中症対策と水分補給 2022 その4~熱中症と水分補給

脱水症と身体への影響と熱中症の関連性
理想的な水分補給と注意事項
みゃうまつも的夏の水分補給方法
スポーツドリンクと経口補水液
手作り経口補水液
夏の塩分補給と日本人の塩分摂取量

 

 

ここまで読んでいただきまして

ありがとうございました